天子とオデュッセウスの婚約が始まった
だがその時、シンクー率いるクーデター軍が式場に乱入
その最中にゼロが天子を攫う
これによりクーデターは失敗に終わり
結果として中華連合と黒の騎士団の戦いになった
カレンが捕まり黒の騎士団も後が無いと思われたその時
アルトが駆る蒼龍が戦況を一変するがブリタニアのラウンズの加勢で
一気にピンチに陥る
だが、それはゼロの策略の一つだった
何故なら大宦官とゼロの会話は中華連合全体に流れていた
つまり籠城戦ではなく援軍はこの国全体が巨大な援軍そのもの
戦いは黒の騎士団の勝利に終わり大宦官は全員シンクーに処刑された
だが、カレンはブリタニアに連れていかれてしまう
ルルーシュは必ず取り戻すと決意を固める
それはアルト達も同じだった。
それはさておき
新しく加わったアンジュとラースをアルトが紹介する
別の世界から来た人間をこれから戦力にする
これからブリタニアとの戦いに身を投じる事となるのだから
それぐらいはいいだろう
シンクーと天子については相談の末に良しとした
だが。その頃
「メッツァーさま」
一人の少女が男の前で膝を付く
彼女の名はココノ・アクア
元は女神近衛団の騎士だったがメッツァーの圧倒的な魔力に屈した事で
それ以来、彼に忠誠を尽くす副官である
ネメシスとは妖魔とは異なる存在で意思は無く命令に従うだけの存在
無機質に寄生しそれを体にする事で活動する戦闘兵器
ブリタニア製のナイトメアフレームだけではなく
パラメイルやヴァンツァーの姿もあった
「メッツァー様、戦力となるナイトメアフレームを集めてまいりました」
軍服を着たこの男はかつてはブリタニアの軍にいたが今は国家反逆罪で追われている
名はウォルター、彼によってブリタニア製のナイトメアが集められ
ネメシスによって無人兵器へと変貌していく
戦いはもう秒読みを迎えていた。