「俺をどうするんだ?」
コネクションの役員と名乗る男がアルトを見ながら言う
「君は何を知っている?」
男はそれだけ言うと拘束されているアルトに言う
「君がゼロか?」
その言葉を聞いたアルトは口を開く
「そうだ、俺がゼロだ」
アルトはそんなハッタリを言った
ゼロは処刑されたと聞いたが処刑されたのは偽物かと男は言う
ゼロはブリタニアへの抵抗そのものである
本物が死んでもまた誰かがゼロの遺志を継いで仮面を被る
それだけだ
「君は本物のゼロだと言うのか?」
だがアルトは答えない
ゼロがルルーシュがたとえ本当に死んだとしても
誰かがゼロの名前を名乗って仮面を被る
ゼロは記号だ
この名前は永遠に消える事はない
アルトのこの言葉はやがて世界各国にゼロを名乗る者達が現れる事となる
「我々は君に何をすればいい?」
アルトは大きく息を吸うとやがて答えた。
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