2026年9月27日日曜日

第63話

 平穏は唐突に打ち砕かれた

ネオ・ブリタニアと名乗る組織がホッカイドウ租界を占領した

更にシュトゥンペの壁と呼ばれる障壁で

黒の騎士団もホッカイドウに侵入出来ない状態であった


ネオ・ブリタニアの侵攻から5年

未だに決定案が出ないまま時だけが過ぎていった

だからと言って何も打つ手が無い訳ではない


この程度の壁ならキャリバーンに突破できるだろう

だが、意外な問題があった

キャリバーンではシュトゥンペバリアを突破するにはパワーが足りない

更なる強化も必要となる可能性があったからだ

現時点では不可能だろう

キャリバーンの強化かなんとか侵入ルートを探すかのどちらかだ

アルトは侵入ルートの確保を選択した

「確かにバリアを突破するのは正しい、だが無駄にエネルギーを消耗する

 それだけは避けたい、何故なら直ぐに戦闘になる可能性があるからだ」

それに侵入ルートは既に確保してある

アルトはネオ・ブリタニアの拠点であるホッカイドウエリアに向かう

侵入ルートとは苫小牧の埠頭である

ここには一時的にバリアが解除される瞬間がある

物資の搬入のためのルートが侵入ルートだからだ


「久しぶりのホッカイドウ、行ってくるか」

アルトは懐かしきホッカイドウ租界へと向かうのだった。


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