平穏は唐突に打ち砕かれた
ネオ・ブリタニアと名乗る組織がホッカイドウ租界を占領した
更にシュトゥンペの壁と呼ばれる障壁で
黒の騎士団もホッカイドウに侵入出来ない状態であった
ネオ・ブリタニアの侵攻から5年
未だに決定案が出ないまま時だけが過ぎていった
だからと言って何も打つ手が無い訳ではない
この程度の壁ならキャリバーンに突破できるだろう
だが、意外な問題があった
キャリバーンではシュトゥンペバリアを突破するにはパワーが足りない
更なる強化も必要となる可能性があったからだ
現時点では不可能だろう
キャリバーンの強化かなんとか侵入ルートを探すかのどちらかだ
アルトは侵入ルートの確保を選択した
「確かにバリアを突破するのは正しい、だが無駄にエネルギーを消耗する
それだけは避けたい、何故なら直ぐに戦闘になる可能性があるからだ」
それに侵入ルートは既に確保してある
アルトはネオ・ブリタニアの拠点であるホッカイドウエリアに向かう
侵入ルートとは苫小牧の埠頭である
ここには一時的にバリアが解除される瞬間がある
物資の搬入のためのルートが侵入ルートだからだ
「久しぶりのホッカイドウ、行ってくるか」
アルトは懐かしきホッカイドウ租界へと向かうのだった。
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