中華連合へ

 ナナリー総督の誘拐に失敗に終わった

薄暗い部屋、

この部屋にはテレビとソファしかない

それ以外の物は一切必要ないからだ

エリア１１の横浜租界にあるアパートの一室

この場所に一人の男がシャワーから出て来た

男の名は速水連

ピースメーカーに席を置くテロリスト

ブラックリベリオン以前からピースメーカーにいた彼は

身を隠す場所としてこの横浜租界にアパートの一室で暮らしていた

そんな中、テレビを何気なく付ける

「どうか、優しい世界を」

ピッ

ナナリーの発言の瞬間にテレビの電源を消す

「優しい世界？くだらない！この世界は腐ってるよ、どうしようもない位」

アッシュフォード学園

アルトはZET社のテストパイロットとして今は自宅では無く

ZET社の社宅で生活していた

そして、ルルーシュを見てため息を吐いた

「ルルーシュ、俺はお前が直面した事態がよく分かるぞ」

原作でもこの展開は読んでいるから分かる

俺もお前の立場ならきっとそうするだろう

「だが、この後ルルーシュは」

でも俺は一人の人間としてルルーシュを放って置けなかった

案の上ルルーシュがリフレインを打とうとした時

「このバカ野郎！」

アルトは思わずルルーシュを殴る

「お前はこんな所で終わるのか？それでもお前はゼロか！」

この発言にルルーシュが殴り返す

ここから先は男同士の殴り合いだ

そして、ルルーシュはある決断をする

その後

ルルーシュの計画通りにゼロは国外に追放

大勢のゼロ達と共に来るの騎士団とゼロは中華連合へと向かう

（スザク、日本はくれてやる！だが俺達は）

アルトは遠くなっていく日本を見ながら仮面の下で不敵な笑みを浮かべた。

ゼロに続け！

 「生きていたか、ゼロ！」

一人の男が笑いながらテレビのゼロ復活を見ていた

あれからブリタニアとの戦いを続けていた一人の男

彼はずっと待っていた

ブリタニアによるゼロ処刑の発表を聞いても

彼には大した事では無いからだ

「そうだゼロ！この世界を混沌に染め上げろ！」

黒い思想の中に何があるのか

それは誰にも分からない

そして

ゼロの復活は世界各国で行われているテロにも影響を与える

「ゼロが生きていた！処刑されたなんて嘘だったんだ！」

「ブリキ共め！俺達の力を思い知れ！」

世界各国でブリタニアに対するテロ行為が更に活発になっていった。

ゼロの復活

 ギルフォードが捕まえていた黒の騎士団のメンバーの処刑を宣言した

しかし、さすがルルーシュ

囚われていた連中をさっさと取り戻した

ゼロの復活

それに呼応するように世界各地で行動を開始する者達

「ゼロ、やはり生きていたか」

そんな状況下で動き出す者達

世界各国のブリタニアへのテロ支援を行う組織

「コネクション」

旧貴族を中心に組織された

「財団」

次元の壁を越え暗躍する侵略者

「ネメシス」

Cの世界で暗躍を行う銀髪の魔王

「メッツァー・ハインケル」

別の世界から来た者達が神聖ブリタニアを狙い始めた

そして現実世界から転生した

「アルト・シュバイザー」

この二人の邂逅が再び世界を巻き込む戦火へと発展していく。